想い鳥日記(omoidori`s diary)

日々のつれづれを心のままに、想い人に捧ぐ

2015-01-01から1年間の記事一覧

いいかげんな記憶力

昨日、久しぶりに書いたブログでしたが、さっそくの勘違い、司馬遼太郎の小説の題名は、「日々の棲み家」では、なくて「世に棲む日々」 日々と棲むはあっているけれど、何といいかげんな記憶力、この適当さは今始まったことではないけれど、そろそろすべてに…

友あり遠方より来る

3か月もブログをほったらかしていたら、さすがに気になってきたので、また再開することに。 さて、昨日は、30年ぶりにかつての同僚がはるばる訪ねて来てくれた。派手に飛行機の画像を使っているけれど、もちろん国内、山口県の人である。 退職後11年経…

守られなかった返済日

借金を申し込まれた。 80歳になる知人から、今回で3度目である。 1回目は100万円、2回目は5万円、 そして今回は20万円。 都合のつく金額だし、切羽詰まった様子も気の毒に思い、 すぐに銀行に走って行って、お金を握らせてあげた。 過去2回とも…

神道は宗教ですか。

アメリカ人の知人に質問された。 「日本の神道は宗教ですか。」 即答できなかった私は、さっそく広辞苑で、宗教を引いてみる。 無限、絶対の超人間的なもの、すなわち神仏を保持、信仰し、儀式を行う制度、 また、その教義、 となっている。 そういえば、神…

恋い慕う 想い人 2

5歳年上だった人が、17歳年下になった。 その人が往って22年、 知り合って過ごした年月の2倍以上を、一人で生きてきたことになる。 新採用で始めて赴任した学校で、隣の席の先生だった。 同じ副担任だったため、何でも見習って仕事を覚えた。 「一晩付…

宝石の力

素晴らしく美しい92歳の女性に会った。 老女のイメージを払拭する美しさである。 不思議に思って、しげしげと観察させていただくと、 お洒落とゴージャスさが半端じゃない。 髪も白髪というよりは、金髪に近い栗色で、肌の色も艶やかにメークをきちんとし…

恋い慕う、想い人

存命ならば、今年で89歳になられる。 その方初めてお会いしたのは、もう40年も前、「モーツァルト教会」という 小さなサロンに足を運んだ時のことだった。 大学でフランス語を教えておられるという、端正な身なりのその紳士は、上品で理知的、まるで存在…

片方になった卵巣のように

大学生の時、卵巣の手術をした。 卵巣嚢腫という病名で、右の卵巣が赤ん坊の頭ぐらいに腫れていた。 右の卵巣と卵管を手術によって切除したため、卵の数が半分になり、毎月左右の卵管から交互に行われる排卵も、私の場合は、隔月になると医師からいわれた。 …

クリニャンクールの犬

パリに行ったらクリニャンクールの蚤の市に行くと決めていた。 西洋アンティークの掘り出し物を探すためである。 セーヌ河畔を歩いて、シテ島の駅から一人でメトロに乗った。 らせん状の階段を下りた人通りのすくないメトロの駅は、殺風景で さすがの私も、 …

最低の教師たち その2

クラシック音楽の声楽を習っていたことがある。 この地域では、当時自分こそが一番有名と思っていた声楽教師にである。 月に何回かその教師の自宅に通い、 1時間くらいそのヒステリックなレッスンを受けていた。 ある日のレッスンの時、 その教師がやたらと…

筒抜けの占い師

口のうまい占いのおばさんがいる。 四柱推命を使って、1件2000円で占いをしてくれる。 長い間信頼して、何かあるごとにアドバイスをしてもらっていたのだけれど、 最近、あることにやっと気づいた。 占いに来た人のことを平気で人に話すのである。 「こ…

非常識な店員

昨日、デパートのブティックで古着屋の店員と出会った。 販売しているのは、古着だけではないが、ちょっと出入りが憚られる古びた 風情の古着屋である。 開口一番、 「あ、内に来るお客さんやね。」 ちょっとやめてよね。 おまけに彼女は、こうも続けた。 「…

さらば愛犬金太郎

愛犬金太郎が死んだ。 去年の桜花舞い散る頃だった。 もともと腎臓やら肝臓やらが悪く、家に来た時から、余命いくばくかといわれていたそうである。 これは、あとで聞いた話だが。 迷い犬であった。 見つけた息子は、必死で飼い主を捜した。 心当たりに電話…

学校長の喫煙ルーム

学校の敷地内での禁煙が規則化されて以来、大っぴらに校舎内での喫煙することは、どこの学校でもはばかられている。 ある学校長などは、わざわざ学校の敷地内を一歩でてから喫煙していたくらいである。 それなのにである。 その学校には、堂々と学校長が喫煙…

最低の教師たち

教師をしていた時、職員図書の係りをしたことがあった。先生方から授業や教育活動に必要な本の注文を受けて、職員図書費で業者から購入するのである。 「失楽園」とか「どこが教育図書やねん。」という本を注文する不届きな奴もいたが、だまって注文してあげ…

苦渋の選択

87歳になる母が食事を取らなくなった。 みんなが食べろ食べろというと、余計食べたくなくなる。 とか言って、水分もほとんど取らない。 しかたなく入院した病院で、すぐに遺漏を勧められた。 「ええっー胃に穴を開けるの?」 いろいろとネットで調べたけれ…

パリの思い出

夏の終わりに一人でパリに行った。 飛行機とホテルはJTBに頼んだが、 あとはすべて自由行動の一人旅である。 ルーブル美術館にほど近い隠れ家的な小さなホテルに泊まった。 夜10時を過ぎていただろうか。 突然電話が鳴った。 「アロー」と答えてしまったため…

きれい、ねっと感謝祭

宇宙レベルの元旦を記念して、昨日は 「きれい、ねっと感謝祭」というイベントに参加させていただきました。 JR神戸駅は初めてだったのですが、なんと手前の駅の三宮から、 このイベントをご紹介いただいた、おかちゃんが乗ってこられたのは うれしい驚きで…

日本舞踊 究極の大道楽

10秒1万 これが今回の舞台にかかった費用であります。 1分で6万円円 ということは、1秒千円也 15分踊って90万円、何やかや入れて、やっぱりざっと100万円。 高いと思いますか。 安いと思いますか。 県民文化会館の大ホールの舞台ですよ。 これ以上の舞…