想い鳥日記(omoidori`s diary)

日々のつれづれを心のままに、想い人に捧ぐ

最低の教師たち その2

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 クラシック音楽の声楽を習っていたことがある。

この地域では、当時自分こそが一番有名と思っていた声楽教師にである。

月に何回かその教師の自宅に通い、

1時間くらいそのヒステリックなレッスンを受けていた。

 

 ある日のレッスンの時、

その教師がやたらと椅子に座ったり立ったりを指示したことがある。

「はい、座って。」

「はい、立って」

「はい、座って」

「はい、立って」

と何度も繰り返すのである。

 黙って指示に従っていたが、

教師の顔を見ていて、

はた、と気がついた。

 

何と、その教師は私を立ったり座ったりさせることによって、どのくらい座高が高いか、

言い換えれば、足が短いかを確認して、一人で楽しんでいたのである。

 

あんたの腹の中くらい、しっかり見通していましたよ。

 

そしてこの教師は、このレッスン料として、1時間8千円を取った。

最低の教師たちの中で、この声楽教師は、間違いなくランキング上位に入ると思う。

 今までのレッスン料、全部 返せよ。このやろう。