日野原重明先生104歳フォーラム
ステッキを振り回しながら、舞台中央に立ち止まると、いきなりよく通るバリトンの声で
「ニューエルダリーの歌」を歌い始めた、「日野原重明先生 104歳フォーラム」がすごかった。
57歳の時、ハイジャックされたよど号に乗り合わせ、命が助かって大地を踏み締めた時から、残された命を人々のために生きようと決心されたという。
出会いの大切さ
生き方は変えられる
その他、
読みやすいパワーポイントも自分 で作られ、終始、用意されていた椅子に座ることなく、
最後は花束まで自分で受け取って、ステッキをふりふりしながら退場された。
顔色もよく、声にも張りがあり、とても104歳には見えない。
すごい。この人は不死身なのか。
その舞台は、素晴らしい講演内容とともに日野原先生の愛が満ち溢れていた。
自分の元気な姿を見せることで、会場の人々を励まそう、というひたすら無償の愛である。
そして言うまでもなく、会場全体が感動で包まれた。
前座の板倉徹先生の「100歳まで元気な脳を創る秘訣」の講演も、西陽子先生の
筝曲の演奏もとてもよかったし(コーラス部の発表はそれなりだったけれど)
内容充実のこのフォーラム、ほんと価値ある1000円でした。